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とうとう今年も今日で最後です。 10月以降、だんだん充実してきて、なかなかブログも更新できていません。 マジックも余り出来ていないので、書くネタもないのですが。 10月以降に読んだ本から幾つか。 <物語> 源氏物語です。54帖に及ぶ長編小説ですが、読み終えたときの達成感はたまりません。 たまに平安貴族達の雅な生活に思いをはせるのも、いいものです。 <小説> 最近、小説というと恩田陸さんばかりですが、文体と作品全体にある恐怖感が好きです。 謎の全寮制の学校で起きる事件を巡る理瀬のお話。 <新書> 構造主義というと、レヴィストロースが亡くなった折に野生の思考を読もうとして挫折した記憶がありますが、これはその構造主義、そして現代思想の入門書です。思想というのはその時代を支配している考え方の道筋ですから、ちゃんと押さえた方がいいのだと考えるようになりました。 構造主義の創造者たちは結構日本文化が大好きだったらしく、親近感もわきます。仏教の【空】は人間というのは他人との関係性によって成り立っているから、完全な自分のものは存在しないのだよ、ということらしいのですが、構造主義も似たところがあって。。。 <参考書> 漢文の参考書です。参考書と言っても受験に特化しているわけでなく、助字などの細かい違いを口語でわかりやすく説いており、漢文を学びたいときにはじめ読んでおくと力になるのではないかと思われます。 古文研究法にしても、この本にしても、著者の考え方が溢れてくる参考書というのは読んでいてとても楽しいものです。 次の更新は何時になるかは分かりません それでは皆様、良いお年を。 #
by shanaR
| 2010-12-31 18:20
久しぶりの投稿です。 iPod touchはネットサーフィン(死語)して、Twitterを見るくらいなら便利なのですが、ある程度の長さを書くのには向きません。そして、パソコンはずっと修理に出していて、帰ってきた後は試験があって、書けなかった訳です。 しかし、こうやってブログを書いていたおかげで、後輩がサンドリヨンを読んで呉れたようです。あんまり後輩とか、身近な人に読まれることを意識していませんでしたので、ちょっと複雑ですが、ひとりでもサンドリヨン仲間ができたかと思うと書いた甲斐があるというものです。 そういえば、ブログに本の感想を書き始めたのは、本の内容を忘れないようにするためだったのですが、溜めるといけませんね、忘れてしまいます。 新ターニング・ポイント―ポストバブルの指針 近代科学の、科学万能主義を批判する書の源流(?)とでもいうのでしょうか。受験対策にもなるから、まあ読んどけ、みたいなことを言われた気もします。 要約すると「科学で何でも分かった気になるなよ」ということです。 作中では、古典物理学、フロイト心理学、経済学、現代医学などが批判されています。文明の衝突と同じく西洋文明が限界に来ていることに警鐘を鳴らし、打開を図る本の一環であると思われます。 西洋文明は「陽」で「一方的、男性的、物質的」であり、東洋的な「陰」、つまり「循環的、女性的、精神的」なものを取り入れることで、閉塞感、環境問題など、を打ち破りたいのでしょう。 発表された当時は革新的だったのでしょう、何度か聞いたことのある、ニューサイエンスというのも、どうもこの本が元のようです。しかし、古い本のため、物理学や経済学では予測ができないことは複雑系などの本で語り尽くされていますし、医学に関してもデカルト以来の心身二分状態や還元主義的発想がよろしくないこともよく聞く話であり、目新しさはありませんでした。 ただ、以前受けた特別授業「フェミニズム概論」にあったエコロジーフェミニズムという名称、エコロジーとフェミニズムに何の関係があるのかしら、と思っていたのですが、「陰」という部分において関係があったのだということが分かり、妙に納得。 #
by shanaR
| 2010-10-23 21:52
| Review:Book
iPod touchを購入してからはや1週間、iPod touchは非常に便利で、メールの受信や簡単な文章作成、Tweetくらいならいちいちパソコンを起動しなくても良いのです。 幾つか面白いアプリを見つけたので。 つづき #
by shanaR
| 2010-10-03 20:52
| Review:Software
ツンデレの女王、声優の釘宮理恵さんを拝見する機会に恵まれました。 黒いドレスを着て、黒いブーツ、ネックレスをされていていました。声は本当に、釘宮さんの声で、本当に貧乳でした。 ああ、キャラクターと似ているな。 本当に、眼福、耳福、良い刻を過ごせました。 さて、先日漸くiPodtouch4を購入できました。尖閣問題があって一時来ないかな、と心配していましたが全くの杞憂で、日本の敗北に終わり、無事に届きました。折角なので写真と感想を。 中学入学以来、Walkmanユーザだったのですが、iTunesUやPodcast、魅力的なAppに惹かれ、今回はAppleに浮気します。 まずケース、Simple is Bestを体現していて、更に結構小さい。(比較のために10円玉とモルガン) 中には、本体、イヤホン、USBケーブル、簡単な説明書が入っています。 Buffaloの乳白色のソフトケースに入れて使用しています。 本体は本当に薄く、でもしっかりとした重みがあります。(高さ:111.0 mm 幅:58.9 mm 奥行き:7.2 mm 重量:101 g) ボタン操作は聞いていたより、押しやすいです。 液晶は本当に精細で(960×640ピクセル解像度、326ppi)、細かい字も良く読めます。 iPhoneには劣るのかもしれませんが、初めての僕にとっては十分すぎる内容、まだほとんど使っていませんが、本当によい買い物をしたと思っています。 Appを少し #
by shanaR
| 2010-09-27 23:28
先日の中庭の出来事に引き続き恩田陸シリーズを。恩田陸さんのデビュー作のようですね。 <あらすじ> その高校では「サヨコ」と呼ばれる奇妙な行事が秘密の伝統として続いている。 3年に一度選ばれる「サヨコ」。正体がばれたらお仕舞い、その年の大学進学率が低下するというジンクスがあった。今年は「6番目のサヨコ」が誕生する年。 そんな高校に「津村沙世子」という美しく、優秀な神秘的な転校生がやってくる。 一見普通の楽しい学園生活、友情や恋愛。然し、そのベールの裏では恐怖のサヨコが続いている! サヨコに興味を持ち、調査をする主人公関根秋とその周りでは奇妙な事件が起こる。 <感想> 中庭の出来事と同じように、現実と非現実が入り交じっていています。 その境界線が分からないことから起こると思われる読後に残る、何とも言えない奇妙さが溜まりません。 「2番目のサヨコ」も津村沙世子という名前で事故死していたり、沙世子が多重人格と思えるくらい色々なことをやったり(アマガミの絢辻詞みたいな感じでしょうか)、ヒロインの津村沙世子の神秘さが素晴らしい。 優等生の主人公、謎のヒロイン、怪しい教師に留まらずツンデレ、ヤンデレ等の要素もたっぷり盛り込まれ、とてもMysteriousな作品に仕上がっています。 雰囲気はサンドリヨンにも似ていると思います。サンドリヨンが気に入った方は是非読んでみてください。 etc #
by shanaR
| 2010-09-07 22:43
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